2018年11月19日

SOSの出し方



こんにちは、にゃんこです。

実は私、新聞記者をしているのですが(今は休職中)、
先日、入社して2、3年目の記事が出てきて、あの頃を思い出しました。

赴任した土地で、起きたとても大きな事件の記事。

事件が起きて、私の人生は変わりました。

当時、警察担当で、朝早くから夜遅くまで、警察官の家や関係者宅に
張り付いて、なぜ事件が起きたのか、情報をつかもうと走り回っていました。

寝不足の中、他の新聞社に情報の抜いた抜かれたを気にしながら、
一つでも多くの正しい情報をつかもうと必死でした。

事件から1カ月たつ頃、特ダネを取ってこいと上司に言われました。
私はある関係者の家に通い、情報をもらおうとしました。
その方が、夜、帰って来ないときは、路上で寝てしまったこともあります。

やっと一つの大きな情報を取ったとき、私は、上司に
「自信がないのでもう一カ所で、ウラを取ってほしい」
と頼みました。
しかし、上司は「情報が洩れるといけないから」という理由で
そのまま記事になってしまったのです。

しかし、後から情報の一部が間違っていたことが分かりました。
私は、どん底まで落ち込みました。
被害者のことを傷つけてしまう内容だったからです。

それから糸が切れたようになりました。
後日、正しい情報を記事にしましたが、
私は放心状態でした。もう何もできませんでした。

それでも、毎日仕事はやってきます。
私は職場の誰にも自分が精神的によくないことを言えませんでした。
言っては負けだと思い込んでいたのです。

何とか、取り繕って、生きていました。

そんな時、事件を共に乗り越えた同期の男の子が
遅い夏休みを取っている間に、自動車事故で亡くなってしまったのです。

私の心の糸は本当に切れました。
くじけそうなとき、互いに励ましあいながらやってきた、いわば「戦友」だったのです。

それから涙も止まらず、何もやる気が起きず、でも仕事はしないといけなくて、
心も体もボロボロでした。

私はそれでも、会社を休もうとせず、誰にも相談しませんでした。

今思えば、もっと早く「もうだめです。これ以上は無理です」
と誰かに言えていたら、SOSを出していたら、違った結果になったのだと思います。

誰かに頼ること、人生を一旦休むことは決して負けじゃない。

あの頃の私に言ってあげたいです。



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今後ともドンマイを宜しくお願いします。




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posted by どんまい at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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